出社して働く人が、なぜ「替えのきかない人材」になり始めているのか
AIの脅威にさらされる「定型的な業務」
リモートワークは心地よいものです。満員電車から解放され、家事や育児やプライベートとも両立しやすくなったのはありがたいと思います。
国土交通省の令和6年度テレワーク人口実態調査によれば、雇用型テレワーカーの割合は24.6%に達し、特に首都圏では36.8%と高い水準だそうです。フルリモートの求人には応募が殺到し、「リモート可」は今や求職者にとって重要な選択基準となっています。
しかし、こうした時代だからこそ、実は「出社して働く人」の価値が密かに高まり始めています。リモートワークが当たり前になればなるほど、オフィスに来る人の希少性が上がっているのです。多くの人が「リモートワーク=働き方の進化」と捉えていると思います。しかし、そこには見落とされている重要な事実があります。
それは、「リモートワークでできる仕事の多くが、AIで代替しやすい仕事である」ということです。




















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