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マチュピチュ「タイパ最悪」列車に乗ったら最高の贅沢だった話、50歳世界一周ひとり旅《「ペルーレイル」と「インカレイル」両方に乗ってみた》

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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ルイスに撮ってもらったインカコーラを飲む私。味はとても甘かった(写真:筆者提供)

発車から4時間20分後、マチュピチュのある駅に到着。長時間の列車旅だったが、あっという間だった。クスコからバスに乗り、途中から列車に乗る「王道」ルートだと列車の乗車時間は1時間半。それこそ一瞬なんじゃないか。

マチュピチュ村の駅(写真:筆者撮影)

帰りはバスと「インカレール」のルートで

世界遺産・マチュピチュを観光して村で2泊したあと、帰りは「インカレール」を使った。インカレールは「The Voyager(ザ・ボイジャー)」「The Prime(ザ・プライム)」「The 360」など合計4つのクラスがあり、一番下のクラスのボイジャーを選択した。

インカレールの列車(写真:筆者撮影)

ペルーレイル、インカレールともに、日にちや時間帯によって座席の価格が変動する。オンシーズンとオフシーズンの境目の時期で朝8時40分の列車だったからか、帰りのチケットは61ドルで他の便と比べて安かった。

行きのペルーレイルの上位クラスのように、テーブル上のランチョンマットや軽食のサービスはないが、大きな窓から外の景色を見られるし、天井にも小ぶりな窓がついていて、旅の雰囲気を十分に味わえる。

インカレールの一番安いクラス「ボイジャー」。天窓もあり景色を楽しめる(写真:筆者撮影)

車内は満席に近く、にぎやかそのもの。マチュピチュと書かれたTシャツを着ている人がたくさんいる。分かる、分かるよ。これぞ帰りの列車という雰囲気。

ボックスシートの向かいにはカップルが座っており、写真を撮ろうとするとどうやっても人が写り込んでしまう。立ち上がって動き回れた、行きの列車がいかに恵まれていたのかようやく気づいた。

ボイジャーからの景色。向かいの席には別のお客さんがいる(写真:筆者撮影)

帰りの1時間半の鉄道旅は、本当に一瞬だった。オリャンタイタンボ駅で列車を降り、シャトルバスの番号が書かれた紙を手に、他の乗客と連れ立ってバス乗り場に歩く。

ボイジャーの車内で、乗り換えるバスの車両番号を書いた紙を渡された(写真:筆者撮影)

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【バスに乗り換えてクスコへ】

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