「家事をしても感謝されない」夫は仕事もできない "評価されない夫"がすべき「たった1つのこと」
したがって、PDCAサイクルを明確にし、他の人にも共有できるものにしておくことは、プレイヤーがマネージャーに昇格するタイミングや、複数のメンバーで仕事を進めるときに、特に重要性が高まることになります。
マネジメントができていないマネージャーの特徴
① D→D→D→Dサイクル
② P→D→P→Dサイクル
③ P倒れ
④ Cのみマネージャー
計画(P)を立てたりすることが苦手で、とりあえず実行(D)だけするという状態です。プレイヤーとしては優秀で、行動力にあふれる人が多いです。計画で悩んでいる暇があれば秒で動け、というのは、ある意味ではとても正しく、成果を上げるのですが、周りを巻き込めず、プレイヤーから脱却できないのはこの状況に陥っていることが多いです。
計画(P)を立てて実行(D)するのですが、振り返りや検証(C)を行わないので、毎回同じようなところでつまずきます。毎年恒例のイベント企画をするのに、その記録もしていなければ、振り返りもしないので、毎年「去年何やったっけ?」と思い出せず、結局同じ過ちを繰り返す状況です。
年初に目標を立てたり、半年に1回計画を立てるのですが、計画(P)を立てたことに満足してしまって、実行(D)さえできないパターンです。
計画(P)にも実行(D)にも関与せずに結果だけ見て「成果が出てないじゃないか! どうなっているんだ」とチェック(C)だけするという、部下から非常に嫌われやすい状況です。
さあ、いかがでしょうか。
ダメマネジメントの典型例に陥っているものがどのくらいありましたでしょうか?
PDCAサイクルという大変有名なモデルにもかかわらず、P→D→C→Aをグルグル回すことは、意外とできていないことが多いのではないでしょうか。
管理職の実力の違いは、ここで出ます。