コロナで「枯れった」汐留と、公園併設「グラングリーン」が賑わう大阪。鉄道用地の再開発、どこで明暗が分かれた?

汐留シオサイト全景(筆者撮影)
かつて「東の汐留・西の梅田」とも称された巨大貨物駅は、ここ20年ほどの再開発によって、どちらもビル街に姿を変えた。そして今、大阪・梅田貨物駅跡地に完成した「グランフロント大阪」「グラングリーン大阪」が幅広い集客に成功し、東(東京・汐留駅跡地)の「汐留シオサイト」は、区画によっては「枯れった汐留」と言われるほどに、ゴーストタウン化しつつあるという。
おなじ鉄道用地の再開発で、なぜ、「大阪・うめきた」と「東京・汐留」で、違いが出てしまったのか? 立地条件の良さだけでは図れない、さまざまな違いを見てみよう。
「東の汐留・西の梅田」再開発は好対照?

写真右は「グラングリーン大阪・南館」、中央は「うめきた公園」(筆者撮影)

うめきた公園でくつろぐ人々(筆者撮影)
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