五十路を越えると「土いじり」がしたくなる不思議。ブルーベリー収穫体験で思い出す"夫といちご狩り"《くらたまの「人生後半 独り旅」》
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夏の日の一コマ(写真:マハロ/PIXTA)
世間を沸かしたバツ3の叶井俊太郎氏との結婚から16年。漫画家・くらたまに降りかかったのは、夫の死と、残りの人生をどう独りで生きるかという「新たな人生設計」だった――。
夫亡き後の日々の暮らしや感じたこと、そして新たな挑戦の日々を漫画とエッセイでお届けする。
夫亡き後の日々の暮らしや感じたこと、そして新たな挑戦の日々を漫画とエッセイでお届けする。
農家男子のお誘いを受けて
「たまさん、うちのブルーベリー、今が盛りなので採りに来ませんか」
昨年、共通の友だちを通じて知り合った30代の農家男子Aくんに、ブルーベリー収穫体験のお誘いを受けました。
彼は都内で代々農業を営む家の長男で、数年前に家業を継いだばかり。試行錯誤しながらさまざまな野菜、果物をつくる話を聞かせてもらったことがあります。
「え、いいの?行きたい!」
「はい、ぜひ。以前、興味あるってお話ししてたから」
年齢を重ねると土いじりをしたくなる人が増えるのはなぜでしょうか。
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