五十路を越えると「土いじり」がしたくなる不思議。ブルーベリー収穫体験で思い出す"夫といちご狩り"《くらたまの「人生後半 独り旅」》
聞けば、Aくんのお母様と私は年齢も近く、誕生日が同じで元々親近感を持ってくださっているそう。またしてもお言葉に甘えて、お邪魔することにしました。
「こんにちは」
「こんにちは、よくいらっしゃいました。まあ、お顔が真っ赤!」
にこやかなお母様にエアコンの利いたリビングへ通され、栽培しているミニトマトとハーブティー、手作りの真っ赤なしそジュースをいただきました。ハーブティーは「バタフライピー」という煮出すと青くなるお茶で、初めていただきました。「面白いでしょ、最近知って育ててみたんです」とお母様。

作物が身近な生活って、「これ植えてみよう」のハードルが低くて、いろんな植物の幅広い世界を知ることができそうです。それにしても、「もっといっぱい手土産を持ってくればよかった」と、後悔したけど後の祭りでした。
お土産にいただいたナスは姪に…
「本当にありがとうございました。いい経験をさせていただきました!」
Aくん親子に礼を述べ、袋いっぱいのブルーベリーと、これも採ったばかりのナスをいただいて帰路に就きました。 そんなに動いていないのに、日をたくさん浴びたせいかクタクタです。

ブルーベリーは、数日経っても瑞々しいままで、1週間くらい毎日食べましたが、まったく飽きることがありませんでした。甘さと酸味のバランスがいいからかな?
今はもう食べ切ったので、スーパーのブルーベリーを買おうか迷っているところです。
ナスも美味しかったのですが、私がいない間に去年から同居している姪にほとんど食べられてしまいました。1本だけ、早めに焼きナスにして食べておいてよかったです。
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