「寒暖差の大きいシーズン」自律神経を整えるすごい習慣→一日の冷えをとり、座りっぱなしの姿勢などで滞った血流を改善する方法

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
白湯を飲む女性
ここ最近の日本の気象は寒暖差の大きいシーズンが長く、冷えを訴える方が増えています(写真:shimi/PIXTA)
この記事の画像を見る(7枚)
「なんとなく身体がだるい」「ベッドから起き上がるのがつらい」といった不調が続くとき、それは決して「やる気がないから」「メンタルが弱いから」ではありません。
多くの方が不調の原因を「自律神経の乱れ」と考え、食事や運動、入浴などさまざまな方法を試していますが、なかなか改善しないのは、不調の原因が「自律神経だけ」ではないからです。
本当に心身の不調を根本から改善し「なんとなくしんどい毎日」から抜け出すには、自律神経、気象(気圧・湿度・気温など)、骨格(姿勢)という3つの要因を同時に見ていく必要があります。これらは相互に関係しているため、どれか1つだけを整えても、残りが乱れていれば不調は長引いてしまいます。
自律神経 これ1冊ですべて整える』では、せたがや内科・神経内科クリニック院長で医学博士の久手堅司氏が、これら3つの要因を無理なく整える方法をわかりやすく紹介しています。
以下では、その久手堅先生が「自律神経を整える夜の習慣」について解説します。

寝る90分前の入浴でぐっすり眠る

『自律神経 これ1冊ですべて整える』
『自律神経 これ1冊ですべて整える』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

入浴をシャワーだけで済ませてしまうことはありませんか?

ここ最近の日本の気象は寒暖差の大きいシーズンが長く、冷えを訴える方が増えています

一日の冷えをとり、座りっぱなしの姿勢などで滞った血流を改善してくれるのが、入浴です。湯船に浸かることは、身体を温め、冷えをとる、水圧により全身の血流が良くなる、水の浮力で身体が楽になる、心身がリラックスする、眠りやすくなる、など多くの効果があります。

身近すぎてピンと来ない方もいるかもしれませんが、入浴を習慣づけるだけで、体調は変わってくるものです。

次ページ入浴をすると副交感神経が優位になる
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事