「お相手は"普通の人"でいい」年収700万円の40代婚活女子が望んだ"結果”――自分の立ち位置を知ったときに起こる"悲しい現実"とは

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結婚相談所で成婚できる人・できない人の違いとは?(写真:Fast&Slow/PIXTA)
「男性は、年収が高くないと婚活の舞台に上がれない」「女性はやっぱり若くないとダメ」「見た目が良くないと、婚活サイトでは選ばれない」……。そんなふうに、婚活における “スペック信仰”が根強く残っている。しかし、その信仰を信じている人ほど結婚できない。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者のリアルな声を交えながら婚活を考えていく連載。今回は、「結婚できる人」「できない人」とは、どんな人なのかを考えてみたい。

希望条件は“普通の人”

まずは、結婚できない典型的なタイプから見ていこう。

あけみ(仮名、40歳)は海外の大学を卒業し、語学が堪能なキャリアウーマン。現在は責任あるポジションで働き、年収も700万円、華やかな雰囲気の自立した女性だった。

入会面談の席で、彼女は、こう話した。

「もうこの年齢ですし、理想は高くないつもりです。1人でも生きていける自信はあるけれど、人生で一度くらいは婚活をしてみても悪くないかなと思ったんです」

彼女が掲げた希望条件は、“普通の人”だった。

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