大阪に爆誕「うめきた公園」があまりに凄かった件 グラングリーン大阪は再開発の転換点になるかも
大阪・北区大深町に9月6日、「グラングリーン大阪」(正式名称はGRAND GREEN OSAKA)の一部が先行開業した。
これは、梅田駅北側、通称「うめきた」再開発・第2期の目玉となるもの。もともと、梅田駅の北側には「北ヤード」と呼ばれていた梅田貨物駅のコンテナヤードがあり、そこを再開発した形となる。同じエリアには、2013年に再開発第1期として「グランフロント大阪」(GRAND FRONT OSAKA)が開業していて、うめきたエリアの全貌が徐々に見えてきた。
グラングリーン大阪、開業してからまもないが、都市論関係者からは非常に評判がいい。特に評価が高いのが同施設内にある「うめきた公園」。広大な芝生と噴水広場が広がり、そこで遊ぶ多くの子どもたちの姿を見て「都市の再開発はこうあるべきだ」なんて意見がSNSを中心に多く見受けられた。
都市関係者からの評判があまりにもいいので、私もさっそく現地に訪れてみることにした。そこで感じたのは、しばしば取り上げられるうめきた公園だけでなく、同じタイミングで公開されたビルのほうも、かなり面白い、ということだ。実際のレポートとともに、その面白さを解説したい。
大阪に突如出現した大緑地「うめきた公園」
まずは、すでに大評判の「うめきた公園」について。現地の写真を交えて紹介したい。
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