2026年5月には、新作漫画『銀色の路-半田銀山異聞-』(上下巻)を出版。幕末〜明治の実業家・五代友厚を主人公に福島の半田銀山復興を描いた。この作品は、福島県桑折町の町制施行70周年を記念して描き下ろした『半田銀山昔語り』(25年9月出版)と対になる。創作への意欲は、78歳の今も衰えない。
生涯現役のクリエイターは、自身の仕事、漫画、アニメをどう見ているのか。東洋経済「21世紀の証言」登場時のインタビューをフルバージョンとして公開する。全8回の4回目では、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と『機動戦士ガンダムSEED』が同時期にヒットしたガンダム20周年、キャリア初期に所属した虫プロ「アニメラマ」、手塚治虫氏への思いなどが語られる。
2回目:「単純な勧善懲悪じゃないからいい」、富野由悠季のガンダムが薄っぺらな話のわけがない
3回目:クリエイターもファンの声に影響される 敵役が続編では味方になる訳、「Ζガンダム」への思い
5回目:アニメが興行的にこけると、スタッフは"しけた人間"という扱いになってしまう
――アニメビジネス的な面で見ると、『ガンダムエース』の創刊は、IP(知的財産)ビジネスの先駆けであり、過去のヒット作品を活用したビジネスの成功例だったのではないかと思います。
いろいろ(IPビジネスの)前例はあると思いますけどね。そのパターンを踏んでるんじゃないかと思います。
――『ガンダムエース』創刊後、ガンダムが再び大きな影響力を持つようになったと思えますが、その実感は?
もう1つあるんですよ。ちょうど同じ頃に続編でいちばん成功した『機動戦士ガンダムSEED』があったんだよね。こないだ映画(※2024年公開の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』)もヒットしたけど。
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