
大阪で不動産を買うときの「おすすめエリア」をご紹介します(写真:ごんちー/PIXTA)
日本の不動産市場は、少子高齢化や人口減少により、縮小が避けられません。不動産コンサルタントの長嶋修氏は近い将来、大きな社会変革が起きることを見据え、不動産と“幸せな関係”を築くための知識と手段を著書『2030年の不動産』にまとめました。同書より一部を抜粋し、本記事では大阪で不動産を買うときの「おすすめエリア」をご紹介します。
【前の記事】「不動産買うならどこ?」東京都の注目エリア2つ
注目エリア1「大阪市内中心部(北区・中央区)」
大阪府の中心といえば大阪市。梅田や難波を中心に発展してきた日本第二の大都市です。
コアエリアと言えるのはその梅田や難波の周辺で、路線で言うと大阪メトロ御堂筋線の梅田駅〜なんば駅間、堺筋線の天神橋筋六丁目駅〜日本橋間、谷町線の天神橋筋六丁目駅〜谷町九丁目駅間、四つ橋線の西梅田駅〜なんば駅間あたりが該当します。
梅田や難波がある北区、中央区は数々の商業施設が集中。道頓堀や心斎橋、大阪城といった人気観光スポットがあるほか、交通の要所でもあり、利便性が極めて高いことから、すでに不動産価格はかなり上がっています。
コアエリア内でも古くから人気があるのは、大阪城から天王寺方面にかけての上町台地エリアです。この一帯は地盤が強いと言われ、大阪府庁や大阪府警察といった大阪の主要公的機関が集中しており、この先も地価が低下する可能性は低いでしょう。

大阪市の注目エリア(画像:『2030年の不動産』)
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