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将来を考えた不動産購入【不動産エージェントが選ぶ「大阪府」4つの注目エリア】 交通の利便性や街が活気づく要素、社会変革も見据えて

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  • 長嶋 修 不動産コンサルタント(さくら事務所 会長)
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また、近年脚光を浴びているエリアにうめきた地区があります。うめきた地区は、大阪駅北側の旧梅田貨物駅の跡地のことで、この約24haの敷地を開発するうめきたプロジェクトは、2002年から着々と進められてきました。

すでに2013年には、複合商業施設「グランフロント大阪」がオープン。さらに2024年9月には、こちらも商業店舗やオフィスなどで構成される「グラングリーン大阪」の一部がオープンしました。

グラングリーン大阪は、従来の複合商業施設と同様にショップやホテルが入るほか、JR大阪駅直結の広大なうめきた公園も有しています。うめきた公園は、その造形美や都市の中心部とは思えないほどの開放感から、早くも来園者に高い評価を受けています。

交通利便性が高いうめきた地区は「関西最後の一等地」と呼ばれてきましたが、グラングリーン大阪内のタワマンには関西最高額として話題になった25億円の住戸があり、即完売したことでも耳目を集めました。

この事例からもわかるように、東京の都心3区・5区と同様、大阪コアエリアの新築物件は、もはやマス層をターゲットにしておらず、国内外の富裕層をターゲットにしています。

もちろん、今後とも期待値の高い狙い目のエリアではありますが、あくまで資金力があれば、という但し書き付きになります。

注目エリア2「大阪市阿倍野区・天王寺区・城東区・鶴見区」

大阪市の中心部(北区・中央区)からやや離れると、不動産価格は現実的な水準になってきます。そのため、隣接する福島区や西区あたりには若い世代が集まり、徐々に注目度が高まっています。

そのほかに注目しておきたいエリアは、やはり北区・中央区からの距離が近い阿倍野区、天王寺区、城東区、それに鶴見区です。

なかでも、コアエリアに短時間で電車移動ができ、すでに人気の街となっているのが阿倍野区と天王寺区です。

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