阿倍野区と天王寺区は隣接しており、その境界付近には地上300mの超高層ビル「あべのハルカス」がそびえ立っています。あべのハルカス内には百貨店の近鉄本店や大阪マリオット都ホテルが入り、一帯のランドマークとなっています。あべのハルカス周辺にはほかにもショッピングモールが充実し、交通面でも生活面でも利便性は抜群です。
阿倍野区と天王寺区の特徴としては、ともに教育レベルが高いことが挙げられます。それでいて、大阪の庶民性も感じることができるエリアなので、ファミリー世帯を中心に今後も人気は続いていくでしょう。
また、中央区の東に位置する城東区は、ターミナル駅の京橋駅を中心に栄え、もともと人口密度の高いエリアです。ファミリー層が多く住む治安のいい住宅街が広がり、駅前の商業施設は常に賑わいを見せています。
京橋からJR大阪環状線で2駅のところにある森ノ宮には、大阪市立大学と大阪府立大学の合併により誕生した大阪公立大学のメインキャンパスが、2025年9月にオープン予定です。1年次は全学部・学域がこの森之宮キャンパスに学ぶため、学生の往来が増えることによって街が活気づき、発展するものと予想されます。また、学校のような大規模施設は、災害時の避難場所として活用できるという大きなメリットもあります。
最後に、鶴見区は大阪市の東部に位置し、西側は城東区、北側は守口市や門真市などと隣接しています。大阪市の中では比較的新しい街であり、外部からの移転希望者も多数。市内の梅田にも電車で30分前後もあれば移動できるため、交通アクセスは良好です。今後も、市の中心部に行き来しやすいエリアに住みたいというニーズの受け皿になるでしょう。
注目エリア3「豊中市・吹田市」
大阪の北部から兵庫の南東部にかけての一帯は北摂と呼ばれ、古くから高級住宅街としてその名を馳せてきました。具体的には、豊中市や吹田市、池田市、箕面市、茨木市、高槻市などが北摂に含まれており、今なお緑豊かで閑静な住宅街が広がります。なお、関西の名門・大阪大学のキャンパスは、豊中、箕面、吹田の北摂エリアに点在しています。
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