「不動産、これから買うならどこ?」 不動産エージェント会社が注目「東京のエリア2つ」を紹介、暮らしやすさと災害時に注意したいポイント

✎ 1 ✎ 2
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
扇橋一丁目付近
東京で不動産を買うときの「おすすめエリア」をご紹介します(写真:chihounikki/PIXTA)
この記事の画像を見る(3枚)
日本の不動産市場は、少子高齢化や人口減少により、縮小が避けられません。不動産コンサルタントの長嶋修氏は近い将来、大きな社会変革が起きることを見据え、不動産と“幸せな関係”を築くための知識と手段を著書『2030年の不動産』にまとめました。同書より一部を抜粋し、本記事では東京で不動産を買うときの「おすすめエリア」をご紹介します。

日本の不動産市場は三極化し、大部分のエリアで地価は下がっていきます。有望なエリアといえば都心部の好立地や人気の観光地でが、すでに価格が上昇していて買いづらい状況になっています。

ただ、東京の都心3区・5区のようなわかりやすい好立地以外にも、さまざまな要因から値上がり、あるいは価格の維持に期待できるエリアも全国にあります。

そこで本記事では筆者が顧問を務める不動産エージェント会社・らくだ不動産のメンバーがおすすめする、東京の注目エリアを2つ紹介しましょう。

注目エリア1「江東区・住吉駅周辺」

最初に紹介するのは、東京都江東区の住吉駅周辺です。江東区は東京都の東南部に位置し、中央区や港区などに隣接します。東京湾岸のエリアも多く、有明や豊洲の一帯には多くのタワマンが立ち並びます。なお、東京湾に接するエリアの大部分は江戸期から昭和期にかけて造られた埋立地であり、区内は全体として低地が多くなっています。

区としてスポーツに力を入れており、2021年開催の東京オリンピックの会場としても活用されたスポーツ施設がたくさんあります。また、木場公園や清澄庭園、東京都現代美術館のような、散策にもってこいのスポットも充実しています。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事