3大都市圏の混雑知らずのグルメエリアを独自集計! 東京・神奈川・大阪「穴場の飲食街」最新60地点ランキング

次の週末、どこでご飯を食べようか。定番の繁華街もいいが、人混みを避けて、まだ知られていないおいしい店が潜む「穴場」を開拓してみたい。そう考えるのが、食への感度が高い人々のつねだろう。
しかし、本当の「穴場」はいったいどこにあるのか。
今回、①街の賑わいを示す指数として「歩行者の通行量」、②未知のレストランの多さを示す指数として「新規開店数」という2つのビッグデータに着目。「街の賑わいの割に、新しいお店が次々と生まれているエリア」こそ、食への感度の高い人が集まり、新たなトレンドが生まれるポテンシャルを秘めた「真の穴場」ではないか。そんな仮説を立て、通行量と新規開店数から、エリアごとに独自の「穴場偏差値」を算出した。
このランキングを読み解けば、普段イメージする飲食街とは少し違う顔ぶれが見えてくるはずだ。今回は東京都、神奈川県、大阪府の3都府県を対象として、意外な実力派タウンがどこなのか、ランキングにまとめた。なお、プライバシー保護のため、通行量のデータは個人が特定されないよう統計化されたデータを使用している。
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どのように「穴場」を探し出すか
本題に入る前に、今回の分析手法について少しだけ触れたい。
単に新しい飲食店の開店数を比べただけでは、もともと巨大な新宿や梅田のようなターミナル駅周辺が上位を独占するだけとなる。そこで今回は、エリアごとの「歩行者数」のデータも活用することで、「歩行者1人当たりの飲食店の開店数が多い街」として実力のあるエリアを抽出した。