3大都市圏の混雑知らずのグルメエリアを独自集計! 東京・神奈川・大阪「穴場の飲食街」最新60地点ランキング

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大阪府のランキングは、1つのエリアが突出した東京都や神奈川県とは異なり、個性豊かな3つの中心地が上位を分け合う、非常に興味深い結果となった。

1位は「西成区太子二丁目」。通天閣を擁する新世界に隣接し、独特の歴史と雰囲気を持つエリアがトップとなった。続く2位・3位は「中央区東心斎橋」「同 宗右衛門町」と、大阪を代表する巨大歓楽街「ミナミ」がその集積度を示した。

4位・5位には、西日本随一の高級飲食店街である「北新地」エリアがランクイン。「キタ」の強さは北新地だけでなく、日本一長い商店街に連なる「天神橋」周辺エリアも複数ランクインしている。大阪市内の「穴場」が「西成」「ミナミ」「キタ」という、それぞれまったく異なる性格を持つ中心地が競い合っている様子がうかがえる。

また、大阪市以外の市からも複数の地点が上位に入った。とくに「堺市」は「熊野町東」(6位)を筆頭に3地区がトップ20入りし、大阪市に次ぐ、独立した食文化圏としての存在感を示した。八尾市、枚方市など河内地区の街も名を連ねた。

ランキングから見えた、新しい「飲食街の探し方」

今回の調査では「街の賑わいに対して、どれだけ飲食店が出店しているか」という、新たなトレンドの可能性を秘めた穴場を調べた。

ランキング上位の顔ぶれは多様であり、歴史と文化が息づく美食の街(東京・神楽坂、神奈川・鎌倉)、ディープな飲み屋街(大阪・西成、神奈川県・野毛)、そして地域住民に愛される郊外の拠点などがあった。これらは、それぞれ異なる魅力で飲食店の集積を生み出している。

「いつもと違う、面白い街に行ってみたい」。そう思ったとき、このリストが新しい街選びの参考になれば幸いだ。

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