放置すると歩行に困難をきたすことも…高齢者の"背中の丸まり"を助長する「NGな座り方」2つ

たかが「背中の丸まり」と侮ってはいけない(写真:Ryuji/PIXTA)
「前かがみ」「肩が丸まっている」などの姿勢は「衰え」や「年齢的な弱さ」を感じさせるものですが、医師の野尻英俊氏によれば、じつは「背中の丸まり」は、放置すると命にかかわる事態にもつながるといいます。
そんな「背中の丸まり」を改善するために必要な日々の心がけと、座り方のポイントを、野尻氏の著書『人は背中から老いていく 丸まった背中の改善が、「動ける体」のはじまり』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
科学的に正しいという見方もできる「病は気から」
「病は気から」という言葉があります。心の持ちようによって、病気はよくなったり悪くなったりする、ということを意味する、古くから語り継がれてきたことわざです。
一見、非科学的に感じるかもしれませんが、じつは科学的に正しいという見方もできます。
気分が落ち込んでいたり、「調子が悪い」「病気かもしれない」と思っていたりすると、それが不安やストレスとなり、免疫力が落ち、本当に病気になりやすいことが明らかになっているからです。
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