【欧州の朝ごはん】スペインの「本気モーニング」は約1000円でお腹いっぱい!こだわり抜いた「至高のワンプレート」がコレだ@サンタンデール

1日の活力となる朝食。
「パン派」か「ごはん派」かで好みは分かれるが、パンが主食の国では、朝からごはんを食べると言うと「朝からごはんを食べるなんて重い……」とだいたい「ぎょ!」っとした顔をされる。筆者が住むスペインもそういう国のひとつである。
ここはスペイン北部カンタブリア州の港町サンタンデール。人口約17万人で、有名なビーチが点在し、夏はリゾート地として盛り上がりをみせる。
マドリードやバルセロナといった有名都市ではないマイナーな都市の、日本とは異なる朝食文化を紹介したい。
モーニングなのに「ピークは11時」の謎

今回訪れたのは、トリップアドバイザーで「サンタンデールでいちばんおいしい朝食が食べられるバル&レストラン」と評価された「デ・モロ・フィーノ」。オープンして6年目になるバル&レストランだ。
平日の朝9時20分。インナーテラスには1人客が2~3人座っているものの、店内に入ると席はガラガラで、椅子を引く音が響いている。


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