【欧州の朝ごはん】スペインの「本気モーニング」は約1000円でお腹いっぱい!こだわり抜いた「至高のワンプレート」がコレだ@サンタンデール
ちょうど斜め前の席に座った年配の女性3人が、それぞれこだわりのコーヒーを注文していた。
母親らしき女性:「カフェボンボン(練乳を入れたコーヒー)と氷も一緒に」
姉らしき女性:「ノンカフェインに少しだけミルクを入れて」
妹らしき女性:「普通のコーヒーに豆乳ね」
メニューにないものばかり注文している。それでも店主はメモも取らず、当然のように頷いて、3種類のそれぞれ異なるコーヒーを淹れ始めた。
スペインでは、とりあえず自分の好きなように注文するのが普通なのだ。ちなみに筆者はコーヒーに対するこだわりをまだ見出せていないので、メニュー通りに注文した。

店主がカフェ・コン・レチェを運んでくる。「今日は完璧に注げた」と言いながら、にこりと笑う。
見ると、確かにたぷたぷと揺れるミルクの泡が、こんもりと盛り上がっている。このたぷたぷ具合が「完璧」なのだという。
スペインで最も古いコーヒーブランドである『カフェ・ドロメダリオ』のコーヒーを使用していると店主が教えてくれた。よく見るとカップにも「カフェ・ドロメダリオ」と印刷されている。

約1000円の「至高の朝食プレート」を実食!
前置きが長くなってしまいました。ここからは主役の登場です。

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