平均年収が多い「東証2部」100社ランキング

今年の就活は、2部を「後回し」にできない!

いよいよ就職活動も本番です!(写真:Ushico / PIXTA)

7月も中旬となり、8月1日の選考開始まであとわずか。これまでの就職活動で、大手企業の壁の厚さを実感することもあっただろう。選考開始を前に、夢ではなく、現実に目を向けようとしている就活生も少なくないのではないか。そこで、今回は東証1部上場企業ほどの規模はないが、中小企業よりは大きい「東証2部上場企業」に注目した。

1部と2部では上場基準が異なっている。規程はいろいろあるが、大きく異なるのは株式時価総額だ。時価総額とは、株価に発行済株式数を掛けたもので企業価値を表す。1部へ上場するには上場時の時価総額見込額が250億円以上でなければならないが、2部に上場するには20億円以上でいい。

あえて単純化して説明すると、時価総額を大きくするためには、株価が高くなくてはならない。株価を高くするためには利益額が大きくなければならず、利益を生み出すために従業員数、生産設備などの規模も大きくなる。つまり、時価総額の大きな企業は、従業員数が多く、資産規模が大きい企業が多い。

20億円と250億円では大差があるが、2部企業は業績や純資産額などについて定められた東証2部上場基準をきちんとクリアしている。1部企業よりは小さくて上場基準が緩いものの、東証からお墨付きを得た企業である。上場後も上場を維持するために内部管理体制は整備され、情報開示が行われている。収益拡大を続けて2部市場から1部市場へ昇格する企業も少なくない。

今年は2部を「後回し」にはできない!

一般的に2部企業は広告宣伝費用が少なく、1部企業よりも知名度の低い企業が多い。そこで、偏差値上位校の学生ほど、1部企業を目指して2部企業を後回しにする傾向が強い。昨年までは1部企業の選考が終了してから2部企業の選考が始まっていた。1部企業に入れなくても、2部企業にチャレンジするチャンスはあったわけだ。

しかし、今年は就活スケジュールが変更になったため、1部企業も2部企業も同時期に採用活動が行われている。1部企業ばかり受けて内定を取れなかった場合、そこから2部企業を受けようとしても、すでに2部企業の選考が終了している可能性が高い。そうなれば、2部企業よりも内容の劣る企業しか残っていない。就職先として2部企業も検討し、エントリーしておくべきだろう。

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