「面倒で動けない」を克服"サクサク"行動する技術 意志の力に頼らず、目標を確実に達成する方法

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ソファで寝転がる男性
ランニング、ダイエット、勉強など新しく何かを始めることは、誰にとっても大変面倒です。何かを始める際の面倒さを克服するコツをご紹介します(写真:shimi/PIXTA)
さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」
そんな人は珍しくありません。
とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。
現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。
しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。
それらを現代の生活にあわせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。
以下では、「行動を増やすための技術」についてわかりやすく解説します。

考えるより行動するほうが幸せに近づく

「いま、正しい」と直感で感じたことは、思い切って行動するのがおすすめです。

「この選択でよいか」と悩み続けるより、良い結果が得られることがよくあります。

あやうく、未来に不幸にされるとこだった
『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

実際、ある心理学の研究によると、サッカーの試合結果に関する専門家の予測は、熟考したときよりも、直感に従ったときのほうが、的中率が高かったそうです。

ビジネスの世界で新しいプロジェクトや企画を進める際も、同じです。

「専門家の意見を聞いて入念に準備を重ねるより、とにかく実行するほうがうまくいく」

そんな傾向が見られます。

つまり「考えること」「検討を重ねること」以上に、「実際に行動に移すこと」が大事なのです。

「行動の結果がイマイチだとしても、とにかく行動したほうが幸福度は高い」

コロンビア大学の研究ではそんな結果が出ています。

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