「女性の活躍推進」の実態は? 独自調査から見えた男女の本音。

(イラスト:髙栁浩太郎)
労働力不足の中、「女性活躍」が叫ばれて久しい。多くの企業が施策を打つが、効果を出す先進企業と変われぬ後進企業との差は開く一方だ。
『週刊東洋経済』5月18日号の第1特集は「女性を伸ばす会社、潰す会社」。真に女性を活かすための処方箋とは。
※本記事は2024年5月19日6:00まで無料で全文をご覧いただけます。それ以降は有料会員限定となります。
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本誌が読者向けメルマガなどを通じて女性活躍に関するアンケートを実施したところ、1825件の回答が寄せられた。
まず、職場で女性活躍の取り組みを行っているかを聞いた。「行っていない」と回答したのは23%。8割方は職場が何らかの施策をしていると答えている。
一方、実際に活躍している女性の程度を問うと、「一部の女性のみ」が最多の32%で、「活躍しているとはいえない」も22%。施策の効果はあまり実感されていないようだ。
個別の意見を見ると、威勢のいい掛け声を冷めた目で見る女性と、職場環境の変化に戸惑う男性とが、すれ違う様子がわかる。
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