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運命を分ける経営判断・住友化学から得る教訓 サウジでの合弁事業、描いた絵は正しかったが

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紅海沿岸に立地する石油精製・石油化学の統合プラント
紅海沿岸に立地する石油精製・石油化学の統合プラント。サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁事業だ(写真:住友化学)

総合化学メーカーの住友化学が苦しんでいる。

業績全般については本誌「ニュース最前線」に譲るが、足を引っ張っている事業の1つが、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁事業(住化は37.5%出資)ラービグだ。

中国の経済減速を受けて、幅広い用途に使われる基礎的な石油化学製品の市況が低迷している。逆風となっているのは石化業界全体に共通するが、ラービグは汎用品を主力とするため悪影響が大きい。

住化はアラムコと「共同タスクフォースチーム」を結成し、短期集中で事業の位置づけを見直すというが、巨大プラントを擁する事業を一朝一夕に変革できるはずもない。抜本的に事業を立て直すには何年もかかるだろう。

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