働く人が身につけたい「自己ブランディング」方法 ブランディングデザイナー西澤明洋さん直伝

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ブランディングデザイナーの西澤明洋さんに「自己ブランディング」方法を聞きました(撮影:梅谷秀司)
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2023年、コロナ禍の区切りが見えてきた……と思った矢先、AIの台頭や国際情勢の不安定化など、ビジネスに影響を及ぼす変化が押し寄せた。混迷の時代を生きるビジネスパーソンとして意識せざるをえないのは、環境が変わっても生き抜ける「個としての力」をつけることだ。

経験を積んだビジネスパーソンならば、自分なりのビジネススキルを持っていることだろう。しかしそのスキルを組織の外でもアピールできる「ブランド」として確立し、価値を持続的に高めている人は、はたしてどれほどいるだろうか。

変化の激しい時代にこそ「ブランディング」が必要

協同商事コエドブルワリー「COEDO」やヤマサ醤油「鮮度生活」などを手掛けたブランディングデザイナーの西澤明洋さんは、変化の激しい時代にこそ「ブランディング」が必要だという。

「社会の変化は『環境要因』と捉えられます。環境要因に変化があると、それまでうまくいっていたものがうまくいかなくなる。しかしそんなときでも、本質的な強みが損なわれているわけではないのです。ブランディングデザインの力で、その強みを新たな場で活かせる可能性は十分にあります」(西澤明洋さん 以下すべて)

西澤さんの手腕は業界で定評があり、デザインの専門雑誌で特集が組まれる程。そのノウハウを記した書籍も多数出版されている(左)『デザインノート Premium 西澤明洋の成功するブランディングデザイン』(‎誠文堂新光社)(右)『ブランドをデザインする!』(‎ パイインターナショナル)

環境要因の変化が激しい時代は、既存の価値体系が崩れ、新たな市場が生まれる時代と見ることもできる。自らのビジネス力をブランディングすることで、この変化をチャンスに変える可能性があるとすれば、見逃すわけにはいかない。本記事ではブランディングデザインのエキスパート、西澤さんに、自分でできるセルフブランディングのノウハウをうかがった。

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