堀江貴文「子どもはスマホを持て。スマホは人間の機能拡張だ」。AI時代の成功、人生の豊かさを左右するものとは?

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スマホを使う小学生
子どもがスマホを持つことには否定的な意見もありますが……(写真:8x10 / PIXTA)
「“子どものため”と信じて疑わない教育が、実は子どもたちの可能性を摘み取っているとしたら?」「“いい学校・いい大学・いい会社”という定説が、もはや時代遅れの幻想だとしたら?」
現代の親たちに向けて「あなたの教育、本当にそれで大丈夫ですか?」という痛烈な問いを投げかけるのは実業家の堀江貴文氏です。これからの時代、仕事は「引き受けるもの」から「創り出すもの」へと変化。そんな未来を見据え、親が子どもを「自ら仕事を作り出せる」人にするための具体的な「ネオ教育論」について堀江氏が語ります(本記事は、堀江氏の新著『バカ親につけるクスリ』から一部を抜粋したものです)。

学校配布「低スペックのタブレット」は意味なし

子どもたちが知識を習得するための手段は、学校の授業である必要はない。YouTubeでもゲームでも構わない。

そのため、子どもにはスマホが必要だ。スマホは今や、人間の能力を拡張する有用なツールである。

それなのに「スマホを使い過ぎるとバカになる」などと言って、スマホを子どもから遠ざけようとする親は、まさにバカ親だ。

今子どもたちには、文部科学省が推進している「GIGAスクール構想」の一環で、「1人1台端末(パソコンやタブレットなどのICT機器)」が渡されている。公立の小・中学校では、2020年度の途中から順次配備されていった。

しかしこの1人1台端末は不要だ。なぜなら、端末のスペックがおしなべて低いからである。補助金の上限が1台あたり4万5000円とされていたために、予算の関係で高スペックなパソコンやタブレットは導入されず、最も低スペックのパソコンやタブレットが子どもたちに配備されているというのが現状なのだ。

MM総研が2023年10月に発表した調査結果(1696団体の約902万台が対象)では、GIGAスクール構想で小・中学校に配備された端末のOSのシェアは、GoogleのChromeOSが42%、MicrosoftのWindowsOSが29%、AppleのiPadOSが29%となっている。

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