偏差値45の男が30代前半で、年収1000万を得るために取り組んだ「1つのこと」

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AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方
決してエリートではない男性が評価され、稼げるようになった理由は「AIには絶対に代替できない、ある1つの能力」にあります(写真:Hakase/PIXTA)
「AIが人間の知能を超える」
そんな時代に、高学歴のエリートたちが「自分の仕事はなくなるのではないか」と怯えている。だが一方で、偏差値45という「非エリート」の経歴を持ちながら、30代前半で年収1000万円を稼ぎ出し、引く手あまたの市場価値を手にした男性がいる。
新刊『AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』の著者・三浦慶介氏は、この男性の働き方こそが、AI時代の生存戦略だと述べる。
本記事では、同書から一部抜粋・再構成し、学歴や才能に関係なく、求められる人材になるための、シンプルだが強力な方法を解説する。

非エリートが年収1000万円に達するまで

「偏差値の高い大学を出ても、AIで仕事が無くなるのではないか」

AI時代に仕事と呼べるもの: 「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方
『AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「AIのような超知能が出てきたら、自分のような凡人は用済みになるのではないか」

そんな不安を抱えているビジネスパーソンは少なくありません。いくら勉強し努力をしても、仕事は無くなってしまうのではないか。そんな心配が、特に若い世代を中心に広がっています。

今回は、AI時代になり仕事のあり方が変わっても、彼ならどこにいっても重宝される。そう確信できる人材の話を紹介します。

私が執行役員を務めていたベンチャー企業に、ある30代前半の男性がいました。卒業した大学の偏差値は45程度。学歴という物差しで見れば、決してエリートではありません。

しかし、彼はその会社でめきめきと頭角を現しました。従業員が増えてきたタイミングで課長に抜擢され、その後は部長となり、カスタマーサクセスの責任者として活躍。年収は1000万円に達し、本人いわく「他社からは1200万円のオファーが来ていた」というほどの人材になったのです。

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