営業担当が突然の「失踪」。矢面に立たされた新卒2年目がとった起死回生の行動
そして誰もいなくなった
「なんか、サイトに、ウンチ出てるんです!」
これは私が新卒2年目の頃、実際に電話で言われたフレーズです。ある化粧品ブランドのモバイルサイトを受託開発して納品したところ、本番環境で「ウンチの絵文字」が表示されるという重大なシステムトラブルが発生したのです。
ただの表示バグではなく、化粧品というブランドのイメージに関わるトラブルです。当然ながらクライアントは激怒し、謝罪に行くことになりました。開発責任者は私だったので、経緯報告や質問への回答も私です。
先方の上長も出てきており、非常に険悪な雰囲気のなか説明するわけです。それはかなりの心理的負担でした。
幸いにして原因はすぐにわかったため、システムを修正し、経緯報告書を作成することになりました。そんな矢先のことでした。
なんと、営業担当者が「失踪」してしまったのです。




















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