共通テストに登場した「魔法の水」は実在する 岡山理科大の最新研究が出題された背景と、激変する入試で求められるもの
共通テストの英語リスニングに登場した「不思議な水」の話題。こうした題材が取り上げられるようになった理由とは?(写真:tantan / PIXTA)
近年の大学入試では、実際の学術研究や大学の授業をそのまま問題の素材にする出題が急増しています。これはもはや「受験」対策だけでは太刀打ちできない、新しい時代の入試です。『東大生が教える ニュースのツボがわかる本 2026年版』を上梓した東大カルペ・ディエムの西岡壱誠氏が、今年の東大入試の出題を振り返りながら、合格を勝ち取るために日頃からニュースに目を向けることの本当の意味を解説します。
共通テストに現れた「不思議な水」
2026年1月17日に実施された大学入学共通テスト。英語リスニングの第5問は「A New Way of Fish Farming(魚養殖の新しい形)」と題した、やや学術的な講義形式の長文で始まりました。冒頭の問いかけはこうです。
「もし、海や海洋にアクセスできない国々でも海水魚を養殖する方法があったとしたら、どうでしょうか?」(日本語訳)
問題の中に登場する「the new type of water(新しいタイプの水)」は、海水に含まれるミネラルを淡水に加えて作った混合水として説明されています。この水を使えば、内陸国のモンゴルでも海水魚が育てられ、天然の魚より成長が速く、致命的な病気にかかる割合も低いとされています。
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