学校を変えた、困っている子は「校長室に登校」《担任一人に背負わせない仕組みで"排除しない教育→学校文化"を形に》
東京都杉並区立桃井第一小学校の校長室。毎日のように、複数の児童がこの部屋に集まってくる。理由はさまざまだ。
教室で過ごせない児童、不登校傾向のある児童、学習支援が必要な児童、発達に特性がある児童、知的障害のある児童。2年生から6年生まで、多いときは10人近くがここにいる。
同校には、特別支援教室はあるが、特別支援学級はない。その中で高橋浩平校長が続けてきたのが「校長室登校」だ。
「『困っている子は校長室へ』というのがスタートです。当校にとって、ここは特別支援学級のような役割も担っています。私が在室の際は私が指導にあたり、不在の際は副校長や空いている職員が対応しています」(高橋氏、以下同じ)
校長室が「特別支援学級」になる学校
校長室は、子どもたちにとって「気持ちを落ち着ける場所」であり、「個別に学習をやり直す場所」であり、「教室に戻る前の準備をする場所」でもある。
放課後、部屋には子どもたちが過ごした跡が残っている。だがそれは混乱の跡ではない。子どもたちの居場所として機能している証だ。





















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