"一見デキる風"だけど残念な男子の見分け方 使う言葉、話し方、行動から見極めよう

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一見”デキる風”(写真 : cba / PIXTA)

第4回=「運」や「縁」は偶然のものではありません

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。

「はたらく女性のかていきょうし」のコンサルティングをしていて、女性からこんなご相談を受けることがあります。

「MBAホルダーのコンサルタント男性に一方的に批判されて、私は何も反論できませんでした。どうしたら彼のような男性と対等に議論ができるようになりますか」

「MBAだぞ!コンサルだぞ!」という自意識がにじみ出ているタイプの男性、確かによく見掛けます。この手のタイプは一見”デキる風”ですが、本当の実力は”残念”な場合が多いのです。男性は自分の能力や成果といったスペックを比較して、相手より優位に立ちたい生き物です。それが男同士の「土俵」。片や女性は、相手との共感のスキルを使ってチームのモチベーションやパフォーマンスを上げることを好みます。

男の土俵に上がって議論ができる女性もたくさんいます。でもすべての女性が無理して男の土俵で勝負する必要はありません。むしろ男性のタイプを上手に見分けて、いかに手のひらで転がせるか。男のマネジメントが女性ならではの土俵だと思います。

そんなことを踏まえたうえで、今回は男性社員との仕事術について考えてみたいと思います。

MBA男子をタイプ別に見分ける

先ほどのMBA男子ですが、そもそもMBA(Master of Business Administration)は弁護士や医師のような資格ではありません。「経営学を学んで大学院を卒業しました」という学位、学歴です。大学院の卒業生に対してそれほど身構える必要はないのです。

一流校の卒業生がピンキリであるように、本当にデキるMBAもいるしザンネンなMBAもいます。大事なのは、それを見分けて手のひらで操るお作法です。実はMBAホルダーなどのデキる風男子は、ある2軸でタイプ分けすることができます。

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