「女性はマルチタスクが得意」は誤解だった

たまった仕事をテキパキ片付けるには?

女性はマルチタスクが得意だなんて大きな誤解。シングルタスクのほうが、山積みの仕事を効率的に片付けられる(写真:ocsa/PIXTA)

第2回=「女性のほうが優秀」と言われるのはナゼ?

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。ゴールデンウィークを楽しく過ごし、リフレッシュして職場に戻ると……、仕事が山積み(涙)ということ、よくありませんか。

「はたらく女性のかていきょうし」として数多くの女性のコンサルティングを行っていると、たまった仕事をなんとかしたいというご相談が少なからずあります。お話を伺っていると、仕事がたまる原因はだいたい共通しています。それは同時に2つ以上の仕事(=マルチタスク)をして仕事をこなそうとしていることです。

人は誰でもマルチタスクが苦手

「仕事がデキる人は、マルチタスクができる人」「女性はマルチタスクが得意」なんてよく言われませんか。

「私もマルチタスクで仕事を上手にさばかなくちゃ!」と意気込んで、複数の仕事に同時に取り掛かってしまうと余計に仕事がたまってしまいます。実は、よく使われる「マルチタスク」という言葉には大きな誤解が含まれているようです。

そもそもマルチタスクとは、コンピュータが同時に2つ以上の処理をすること。これを人に当てはめて「デキる人はマルチタスク」説が広まりました。でも人とコンピュータは違います。人はタスクをこなすのに意識の集中が必要ですが、マルチタスクでは集中力が分散してしまいます。デキてもデキなくても、人はマルチタスクが苦手なのです。

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