では最後に、山積みのタスクをすっきり片付けるお作法です。
ToDoリストは仕事をためるだけ!
①一つひとつこなす
ToDoリストや付箋を使ってタスク管理している人を多く見掛けますが、私はお勧めしません。いつかやろうと思っていることを箇条書きしただけで、いつやるかわからない。結局、仕事がたまります。
タスクは何月何日の何時から何時でやるか、自分のスケジュール帳にすべて落とし込むのが、一つひとつこなすコツです。
それから、きっちり完成するまで続けるというやり方は、お掃除上手のお作法には合いません。完成度にこだわると、必要以上に時間がかかってしまい、さらに仕事がたまってしまいます。タスクは終了時間を決めて、時間内にできるレベルで仕上げるというルールを決めれば、集中が高まり品質もUPします。
②小分けにする
タスクをAグループ(重要で急ぐ)、Bグループ(重要じゃないけど急ぐ)、Cグループ(重要だけど急がない)、Dグループ(重要じゃないし急がない)の4グループに分けるクセをつける。いま何をやるべきか、やらなくていいのかわかりやすくなります。
③整理ルールを決める
今日のタスクはAグループとBグループだけに絞ってスケジュール帳に書くルールにしましょう。「CもDも気になるけど……今は気にしない」という「割りきりルール」が必要です。
AグループとBグループに絞っても当日中に終わらないときは、上司に掛け合い、社内の協力をあおぎましょう。タスクを落とし込んだスケジュール帳を見せて相談すれば、納得してタスクを調整してくれますよ。
今回は仕事を片付ける、お掃除上手のお作法をご紹介しました。お掃除のほかにも、お料理のお作法やお化粧のお作法も仕事に活かすことができるんですよ。女性が普段使うお作法って、とても洗練されたメソッドだと思います。
マルチタスクなんかできなくていい。もっと身近なお作法でお仕事上手になる道もあるということが伝わったらうれしいです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら