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「鍋から煙が…」憧れの仕事を辞めた彼女の気づき 「教員を休職→空白期間」経て選んだ新たな人生

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キャリアブレイクの後、第2子を迎える気持ちに

その後成田さんは、キャリアと子どもとの時間を両立できる環境を求めて、EdTech企業に転職。今は3年目だ。現在の会社は在宅ワークが中心で、子どもとゆっくり話す時間があることや、急な発熱にも気持ちに余裕を持って接することができることから、安心した日々を過ごしているという。

今振り返ると、成田さんにとって半年間の休職=キャリアブレイクの期間はどのような意味を持つものだったのだろうか。

「私にとって、今の生活が理想に近いんですよ。仕事内容も、家庭と仕事のバランスも。 キャリアブレイクは、その理想の生活にたどり着くために、自分にとって望む生き方がどんなものかを考える期間でした」

妊活を経て、2022年には念願の第2子も誕生。現在は夫と、8歳と1歳の子どもの4人で暮らしている。

「あの期間があったからこそ、自分や家族に向き合うことができるようになって、心にも時間にも余裕ができたから、前向きに2人目を考えられるようになったんですよね」

理想に近い生活を手に入れたという成田さん。しかし話を聞きながら、疑問もわいた。成田さんにとって教員は、小さい頃からの夢。そんな仕事を辞めざるを得なかったことに、心残りはないのだろうか。

尋ねると、「それは、あります」と、成田さんは迷うことなく答えた。

「子どもが嫌いになったわけじゃないし、教員は他では得られない経験ができる仕事だと、今でも思っています。でも、すごく魅力的な仕事ではあるけど、魅力的な働き方ではないな、と」

教員は魅力的な仕事ではあるけど、魅力的な働き方ではない。

これまで成田さんが語ってきた葛藤が、この言葉に集約されているように感じた。

「もし午前中だけの勤務でOKとか、ある教科だけ担当するとか、副業がOKとか、そういった柔軟な働き方ができるのなら、教育の現場に戻りたい気持ちはあります。ただ、教育現場が今の働き方のままでは、私はちょっと戻れないですね」

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