このまま中国の経済は崩壊へ突き進むのか?
不動産バブルの崩壊、人口減少の開始、失業率の増加。国内消費は冷え込み、経済の成長に陰りが見えはじめたようにみえる。
中国はすでに世界経済の一翼を担う存在であり、どうなるにせよ世界経済への影響は甚大である。しかし、今回のコロナ禍によって中国国内のリアルな状況がさらに見えにくくなっているのが現状だ。
北京で日系のWeb広告代理会社を3年間経営し、今年9月から中国最難関の北京大学のMBAにも通う岡俊輔氏が、中国経済や中国ビジネスの今とこれからを現地から考察する。
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「バブル崩壊間近」と言われる今の中国経済
私は1988年生まれの35歳です。生まれた直後に、日本経済のバブルが弾けました。奇しくも、そのときの父と同じ年齢になり、「バブル崩壊間近」と言われる中国に、今まさに私はいます。
日本で物心がついたときから経済不況とともに私は生きてきたわけですが、これからの中国は、それと同様の道を辿ってしまうのでしょうか。もしくは、それとは別の新しい道があるのでしょうか。
果たして、これから「中国経済」はどうなってしまうのでしょうか。「中国のエリート達」は何を考えどう動いているのでしょうか。
そして、われわれ「日本企業」は、これからどう対応していくべきなのでしょうか。
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