SNS時代「誰でも起こる誹謗中傷」、どう対処する? 【つんく♂✕けんすう対談】5回目(全5回)

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つんく♂
1992年に「シャ乱Q」でメジャーデビューしミリオンセラーを記録。その後は「モーニング娘。」をプロデュースし大ヒット。代表曲『LOVEマシーン』は176万枚以上のセールスを記録。国民的エンターテインメントプロデューサーとして幅広く活躍中(撮影:梅谷秀司)

けんすう何となく褒める人って、なぜか固有名詞を間違えるという法則が僕の中にあって(笑)。つまり、熱がないんです。

いかに熱量を引き出すかが重要であって、それがポジティブ(褒め)かネガティブ(悪口)かはあまり関係ないと思うんです。

つんく♂:たしかに、何事にも熱量は大事ですね。

大切なのは「熱量」があるかどうか

けんすう:僕は以前、匿名掲示板を運営していたんですが、名前などの個人情報はわからなくても、同じ人が書いているかどうかは、管理者にはわかってしまうんです。

『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』(幻冬舎)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

そこでわかったのが、「熱狂的なアンチ」の人って、突然「熱狂的なファン」に変わる率がすごく高いということ。

もう「何があったの?」っていうくらい変わります。逆に熱狂的なファンが、ささいなことで裏切られたと感じてアンチに変わることもありますが。

つんく♂アンチもファンも、掲示板に書き込むくらいの熱量をもって注目しているってことですよね。

けんすう:つんく♂さんは悪口とか、僕の比じゃないくらいあると思うんですけど……。

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