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SNS時代「誰でも起こる誹謗中傷」、どう対処する? 【つんく♂✕けんすう対談】5回目(全5回)

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  • つんく♂ 総合エンターテインメントプロデューサー
  • けんすう 起業家、投資家
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けんすう:古い話になりますが、当時は2ちゃんねるに、モーニング娘。の(羊)板と(狼)板と、2つ板があったんですよね。

固有名詞で掲示板の板がつくられるのも異例なのに、羊と狼で雰囲気を変えないとまとまらないほどの熱狂でした。

アイドルグループについて、ファンが真剣に議論するって、新しい文化だったし、やっぱりレジェンドだと思います。

「悪口のベクトル」や「ファンの目線の変化」を実感

つんく♂:たしかに、ファンがあそこまで議論してくれるアイドルは初めてだったかもしれません。しかも、当時はガラケーメインで、PCでインターネットをしている人のほうが少数派だった時代じゃないかな?

けんすう:2000年頃はそうでしたね。でも、当時PCを触るような知的好奇心の高い人たちがアイドルについて真剣に議論していたわけで、つんく♂さんはそういう時代をつくった人なんですよ。

つんく♂:たしかに、当時は「日本の掲示板とネット環境はモーニング娘。が育てた!」くらいに思っていたもんな(笑)。

でも、いまはAKB48はじめいろいろなグループが出てきてくれたおかげで、「悪口のベクトル」が変わったんです。

以前は「つんく♂ VS.モーニング娘。(のファン)」の構図で、つんく♂とメンバー+ファンの戦いみたいな感じだったけど、だんだん「ハロー!プロジェクト VS. AKBグループ」みたいな構図になって、僕が矢面に立つことも減りました。

同時に、ファンも「批判する目線」から「みんなで頑張ろう」みたいな盛り上がりに変わっていったわけです。

けんすう:なるほど、「相対的なライバル」が出てきたことで、「ファンの目線」も変わったわけですね。それって、5期とか6期あたりの話ですか?

つんく♂:もう少しあと、7期以降かなあ。あの辺りが一番の転換期だったかもしれないですね。

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【「自慢話は厳禁!?」のSNS事情】

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