2025年最新版!「教員や保育士になる人が多い大学」ランキング。小学校・中学校・高校・幼稚園・保育

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幼稚園教員・保育士1位の東京家政大学 (写真:sunny/PIXTA)
18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている(2025年版の購入はこちら)。
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大学生の売り手市場が続き、就職先にこだわらなければ大半の学生が就職できる時代だ。そのため現状、一般企業を含めた実就職率の比較で大学の実力を測るのは難しい。

そこで、大学生の人気が高い有名企業や資格取得が前提となる専門職といった、ハードルが高い職業の就職状況から、カテゴリーごとに「大学の真の実力」を検証していく。今回は「教員になる人が多いランキング」だ。

「小学校教員」の上位は、愛知教育大、福岡教育大、北海道教育大、東京学芸大学、岐阜聖徳学園大学、大阪教育大学の順。規模が大きな教育学部を持つ国立大の中で、私立の岐阜聖徳学園大が5位に入っている。7位以下は私立大で、文教大学、玉川大学、明星大学、白鷗大学と並ぶ。

「中学校教員」のTOP2は国立大

「中学校教員」で1位の北海道教育大と2位の愛知教育大といった国立大に続くのは、文教大、日本大、岡山理科大学などの私立大。「高等学校教員」も私立大が強く、1位の日本大と2位の日本体育大学の後ろに広島大学といった国立3大学を挟み、早稲田大、福岡大学、中央大、近畿大学、國學院大学が並んでいる。

「保育教諭」「保育士」「幼稚園教員」はランキング中の大学がすべて私立大だ。保育士と幼稚園教員はともに1位が東京家政大学で2位が聖徳大学。

保育士の就職率を見ると、3位の白梅学園大学が50.0%、4位桜花学園大学は43.6%、9位こども教育宝仙大学が63.6%など、卒業生の大半が保育士となっている大学もある。幼稚園教員と保育士の資格が必要な保育教諭の就職者数上位は、常葉大学、大阪総合保育大学、神戸親和大学と、保育士や幼稚園教員と異なる顔ぶれとなっている。

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