「天才」ではない僕の「プロ」の仕事術
よくインタビューや対談で、「どんなときに曲がひらめくんですか?」と聞かれます。
世の天才たちがどんなときにひらめくのかはわかりませんが、僕の場合は「ひらめき」ません。「自然に降ってくる」こともありません。
「ひらめく」のを待つのではなく、とにかく「つくり出す」、もしくは 「絞り出す」「塗り重ねる」「削り出す」というような感覚で、曲をつくってきました。
天才なら、いきなり「1000点!」みたいな作品が頭の中に降ってくるのかもしれませんが、僕は自分自身にそんな期待はしていません。
自分は天才ではない。「凡人」だからこそ、そこに突破口がある。そう考えて、これまで常に分析と実践を繰り返してきました。
凡人の僕でも、時に120点、平均92点以上はキープすることができます。
なぜなら、僕が「プロ」だからです。さらに、その仕事を世間にいつも100点と思ってもらえるように工夫して、備えているからです。
僕はいつの日からか、「自分は『天才』でなく『プロ』なんだ」と自覚するようになりました。
そこから、物事が上手に進んでいくようになったと思います。
僕自身が「プロ」として実践している「仕事の進め方」について、今回はお話ししたいと思います。
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