つんく♂「"平均92点の仕事"するコツが4つある」 プロが実践する「仕事の進め方」を一挙公開!

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第一線で活躍するつんく♂氏が考える「プロの仕事の進め方」とは(写真:Lukas/PIXTA)
シャ乱Qとして「シングルベッド」「ズルい女」などのミリオンセラーを連発、「モーニング娘。」のプロデューサーとしても、「LOVEマシーン」が176万枚以上のセールスを記録し、「歴代作曲家シングル総売上ランキング」(オリコン調べ)でも歴代5位にランクインしているつんく♂氏。
「ハロー!プロジェクト」をはじめ数々のヒットやプロデュースの成功から「天才」と評されることもあるつんく♂氏だが、「僕は『天才』ではなく『凡人』。でも、『凡人』だからこそ『天才』を凌駕できる、そこに『人生の突破口』がある」という。
つんく♂氏が3年かけて「自分の中に眠れる才能を見つけ、劇的に伸ばす方法」をまとめた新刊『凡人が天才に勝つ方法 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール』が遂に発売され、たちまち大増刷するなど、早くも話題を呼んでいる。
「国民的エンターテインメントプロデューサー」として今でも第一線で活躍するつんく♂氏が「プロとして実践する『仕事の進め方』」について解説する。

「天才」ではない僕の「プロ」の仕事術

よくインタビューや対談で、「どんなときに曲がひらめくんですか?」と聞かれます。

世の天才たちがどんなときにひらめくのかはわかりませんが、僕の場合は「ひらめき」ません。「自然に降ってくる」こともありません

「ひらめく」のを待つのではなく、とにかく「つくり出す」、もしくは 「絞り出す」「塗り重ねる」「削り出す」というような感覚で、曲をつくってきました。

凡人が天才に勝つ方法: 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール
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天才なら、いきなり「1000点!」みたいな作品が頭の中に降ってくるのかもしれませんが、僕は自分自身にそんな期待はしていません。

自分は天才ではない。「凡人」だからこそ、そこに突破口がある。そう考えて、これまで常に分析と実践を繰り返してきました。

凡人の僕でも、時に120点、平均92点以上はキープすることができます。

なぜなら、僕が「プロ」だからです。さらに、その仕事を世間にいつも100点と思ってもらえるように工夫して、備えているからです。

僕はいつの日からか、「自分は『天才』でなく『プロ』なんだ」と自覚するようになりました。

そこから、物事が上手に進んでいくようになったと思います。

僕自身が「プロ」として実践している「仕事の進め方」について、今回はお話ししたいと思います。

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