どの場面でつまずいても、とにかくいったん完成させる。下手でも、しっくりこなくても、箸を置くんです。
そうすることで、改めて聴いたとき「あれ? このままでええやん!」「あっ、ここだけちょっと変えたらええんや!」となります。
誰かに聴いてもらって、感想をもらってもいいでしょう。半年、1年と寝かせたあと、熟成するように味が出てくることもあります。
一度離れて、「客観的な視点」で判断すると、これまで見えなかった長所や短所がクリアになって、「根本的な問題点は何か」「どこを修正すべきか」が見えてくるのです。
でも、いったん完成させないと、なぜかこの現象は起きません。
大事なのは、完成したかどうかを決める権限は自分にあるということです。いつまでも 「まだだなぁ」「どうかなぁ」って迷っていては、その作品はきっと弱いものになるでしょう。
「いったん完成させる」ことで「仕事が熟成」する
自分の中で 「よし、完成!」と箸を置く。これが大事です。
迷ったときは、とにかくいったんいまの仕事を完成させて、クールダウンしてから客観視してみると、仕事が熟成していいものがつくり出せます。
エンタメ業界に限らず、さまざまな仕事に共通することなので、あなたも「つんく♂流4ステップ」をぜひ実践してみてください。
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