つんく♂「"平均92点の仕事"するコツが4つある」 プロが実践する「仕事の進め方」を一挙公開!

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どの場面でつまずいても、とにかくいったん完成させる下手でも、しっくりこなくても、箸を置くんです。

そうすることで、改めて聴いたとき「あれ? このままでええやん!」「あっ、ここだけちょっと変えたらええんや!」となります。

誰かに聴いてもらって、感想をもらってもいいでしょう。半年、1年と寝かせたあと、熟成するように味が出てくることもあります。

一度離れて、「客観的な視点」で判断すると、これまで見えなかった長所や短所がクリアになって、「根本的な問題点は何か」「どこを修正すべきか」が見えてくるのです。

でも、いったん完成させないと、なぜかこの現象は起きません。

大事なのは、完成したかどうかを決める権限は自分にあるということです。いつまでも 「まだだなぁ」「どうかなぁ」って迷っていては、その作品はきっと弱いものになるでしょう。

「いったん完成させる」ことで「仕事が熟成」する

自分の中で 「よし、完成!」と箸を置く。これが大事です。

迷ったときは、とにかくいったんいまの仕事を完成させて、クールダウンしてから客観視してみると、仕事が熟成していいものがつくり出せます。

エンタメ業界に限らず、さまざまな仕事に共通することなので、あなたも「つんく♂流4ステップ」をぜひ実践してみてください

つんく♂ 総合エンターテインメントプロデューサー

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音楽家、TNX株式会社代表取締役。1988年にシャ乱Qを結成、1992年にメジャーデビューし「シングルベッド」「ズルい女」など4曲のミリオンセラーを記録。1997年より「モーニング娘。」のプロデュースを開始し、1999年には「LOVEマシーン」が176万枚以上のセールスを記録。「ハロー!プロジェクト」をはじめ数々のアーティストのプロデュースやサウンドプロデュースを手がけ、現在JASRAC登録楽曲数は2000曲を超える。2015年、喉頭がんにより喉頭全摘手術を受けたことを公表。2020年にメディアプラットフォームnoteにてコラムをスタートする。現在はハワイに拠点を置き、国民的エンターテインメントプロデューサーとして幅広く活躍中。

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