
研究活動と就職活動の両立は困難

「大学院に進学したものの、思ったよりも就職活動に研究する時間を取られると感じたのが率直なところです。就職活動が早期化していることで、研究と就活の両立は大変だと感じている大学院生は少なくないのではないでしょうか」
自身も研究と就活の両立に苦労したと話すのは、地方にある公立大学の大学院修士課程2年に在籍しているAさん。大学院では都市計画などについて研究している。話を聞いた7月は、10月の中間発表に向けて修士論文の執筆が本格化するところだった。
Aさんは今年5月頃まで、精神的にも肉体的にもきつい日々が続いた。それは、思っていた以上に就職活動の期間が長く、多くの時間を割かなければならなかったからだ。
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