【手順2】続いて両手のひらを強く合わせながら、口をすぼめてゆっくりと息を吐く(8秒間)。このとき両腕と両手に力を加え、腹筋も意識して緊張させ、いっきに緩める。
【手順3】手順1~2を、3回以上繰り返す。
「心臓への負担」を減らし「100年心臓」を手に入れる
布団に入った状態であれば、「お腹も凹む『6・3・3呼吸法』で自律神経を整える」で紹介した「6・3・3呼吸法」でもよいでしょう。
患者さんなどにこの呼吸法をお教えすると、「呼吸法を行っているうちに寝落ちしてしまう」という声をよく聞きます。
普段の生活の中で、ちょっと意識を変えるだけで「心臓への負担」は大きく減らすことができます。
みなさんも、「自律神経を整える呼吸法」を身につけて、人生100年時代を満喫するための「100年心臓」を、ぜひ目指してくださいね。
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いけたに としろう / Toshiro Iketani
1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。
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