Hello, everyone! 米国で活躍するスタンダップコメディアンのKaoriさんによる、"元純ジャパ”による”純ジャパ”のための実践的勉強法も最終回。今回は英語勉強に使えるグッズや、勉強ができる意外な「場所」についても教えてもらいます!Here we go!
安河内:英語を話すうえで、「やってよかった」と思う学習法とかありますか?
Kaori:清水の舞台から飛び降りるつもりで、高級イヤホンを購入したことです!
高級イヤホンだと英語の「違い」がわかる
安河内:ちょっと納得がいかないというか、よくわかりません。どういうことですか?高いもの買えと?300円ぐらいで売ってますけど。
Kaori:私もイヤホンなんて100均でいいと思ってました。でも、奮発して1万5000円のやつを買ったら耳のフィット感が違うんですよ。英語を聞いているときって、安いイヤホンだと、話し手がよほど明瞭な話し方をしないと、子音が消えたり、単語がくっついてしまって、何言っているかわからなくなりがち。
たとえば、I described thatのdとtがくっつくのは英語っぽいわけですが、高いやつだと、明瞭に聞こえるんです。私はdとtがつながる音の聞き取りが実は苦手。どこで切れたのかがわからなくて、単語をうまくキャッチできないことがある。スクリプトを見つつ「こう言っていたんだ」とか、音をちゃんと拾うのはいいイヤホンのほうが確実です。
安河内:日本人にとっては語尾の子音はすごく聞き取りにくいですね。いい音響システムを使うと、最後の舌が離れる小さな「t」という音などが、かすかにではあるけれどしっかり聞こえるという効果は確かにありますね。「聞き取れた」といううれしさも大事だし、また、英語の音の特徴をつかむという意味からも効果があるように思います。聞き取りの“鋭さ”を育てるのに、いいイヤホンを使うのはアリですね。
ちなみに私はBOSEの密閉型のノイズキャンセリングのものを使っています。飛行機の中でもクリアに聞こえますよ。
Kaori:って、私のよりも高いやつじゃないですか!電池食ったりしませんか?
安河内:いえ。単四1本で長時間聞けますよ。いい音で、ナレーションの隅々まではっきり聞こえます。特に英語を一語一句細かく研究したいときには重宝しています。イヤホンに関しての私のポリシーは、実はKaoriさんとまったく同じですね。私はすっぽり耳を覆う型を使用していますが、Kaoriさんは?
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