Hello, everyone! さて、米国で活躍するスタンダップコメディアンのKaoriさんを迎えてのスピーキング講座も今回が3回目。前回は相づちの打ち方などについて聞きましたが、今回は日本人が苦手なあの発音の練習法を教えてもらいましょう!
安河内:相づちを打つことで色んな気持ちが伝えられ、会話上手になるというのはよくわかりました。でも、それだけじゃ限界があるのも確か。英語を実際に話すときは、どんな心構えでいるんですか?
伝わればうまい下手は関係ない!
Kaori:私は「英語は下手でもいい。相手が言っていることがわからなくてもいい。最後は開き直る」という気持ちでずっとやってきました。相手に自分の英語が伝わったら、Wow. You understood my awful English. Your English must be soooooo good!(わー。あんた私のひどい英語よく理解できたね。英語すっごいできるんだね)ってジョークにしちゃったこともありますよ。それから、相手の英語がわからなかったときは、かっこうつけている場合じゃありません。What did you say? You need to speak slowlyってお願いというか、要求しちゃうんです。
安河内:下手でもいいんですか?
Kaori:いいんです!下手かうまいかよりも、伝わるか伝わらないかが大事ですから。
安河内:言い換えると、下手でも伝わると?
Kaori:ええ。世の中にはヘタウマって言葉もあります。めちゃくちゃうまいわけじゃないけど、心を打ったり、核心をついたり、という話し方があるのではないでしょうか。スタンダップの世界では、そういうトークで人気が出たりするわけです。ビジネスをしていく上でも、どちらが大事かを考えてみてください。「きれいな英語をしゃべっていたね」で終わるよりも、「一生懸命だったし、心に刺さるものがあった!」と感じてもらえるほうが何十倍もいいと思うんです。
安河内:じゃあ、文法を間違ってもいい?
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