Kaori:日本の会社の複雑な人間関係の中でやっていく度胸とセンスがあるなら、英語で交渉するなんてわけないってことですね。私は日本のビジネス社会に飛び込むことができず、海外に活路を見出したわけで。みなさんは、もっとすごいことを普通にされているので、大丈夫だと思います。
安河内:ありがとうございます。最後にKaoriさんの今後の目標や夢を教えてください。
コメディを通じて国際協力をしたい
Kaori:目の前のことでは、5月末の福岡での公演をがんばりたいと思います(5月28-30日 Comedy Fukuoka 北九州、博多、中州)。英語のスタンダップコメディがどんなものか、ぜひ見にきてください。さらに、7月にパリで開催されるJapan Expoにも出たいです。
安河内:ぜひ見に行きたいです!では、長期的なビジョンをお願いします。
Kaori:私の場合は、洋物にあこがれてスタンダップを始めたんですが、今は日本人であること、日本人のいい面などを伝えていけたらと思っています。「Cool Japan」の一翼を担っていきたいです。世界で活動して、日本をもっと知ってもらいたいんです。ユーモアには、すべて人間関係を円滑にするすごいパワーがあると信じています。だから、最終的にはコメディを通じて国際協力をしていきたいんです。NPOを設立して、世界にコメディアンを連れていって、困っている人、苦しんでいる人に笑いを届けるのが夢です。
あと、ニューヨークのスタンダップコメディの聖地で、たくさんのお客さんから拍手をもらえるようなコメディアンにも、絶対になりたいです。
安河内:わかりました。ふだんはTOEICの点数を上げるための学習法とか、効果的なシャドーイングの仕方などという話ばかりしているから、今日はとっても新鮮なインタビューでした。Kaoriさんにインスパイアされて、「何でもいいから、とにかく英語をもっとしゃべってみよう」とみなさんに思っていただけたらうれしいです。
これからも、私のような英語オタクの先生ではない、元純ジャパ&スピーキングの達人を探し出して、絶対話せるようになる英語の鉄則を公開してもらいますので、期待していてくださいね!
(構成:山本 航、写真:宮園厚司)
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