さて、ここまで「鼻」と「口」を描くコツをお伝えしましたが、顔のなかでも、人の「心」をよく映し出すパーツ「目」も忘れてはいけませんね。
目の形を「レモン」にたとえて楽しく描く
小さな鏡を用意して、自分の目をよく観察しながら描くのがポイントです。目の輪郭は「レモンによく似た形」で描くことができます。レモンのふくらみの部分を鼻側に向け、目頭を表現します。
次に上まぶたを描きます。
まぶたのしわは目頭の位置からスタートし、目の輪郭に沿ってラインを引いていきます。眼球の「虹彩」は「正円」で描き、上部がほんの少しだけ、上まぶたの下に隠れるようにします。
下まぶたの上部に沿って走る厚みの縁も描き込みましょう。
目の細部を描き込み、形を整えていきます。
途中、鏡を何度ものぞき込み、よく観察しましょう。虹彩の真ん中に「瞳孔」を正円で描き、反射光を表すために、小さな円を空けておいてください。
反射光は白いまま残し、瞳孔の部分を黒く塗ったら、瞳孔から四方に広がるように鉛筆を動かし、虹彩を描いていきます。長い線、短い線を交えて変化をつけるのがポイントです。
次に眉毛です。
鼻筋の側から毛を描き出し、流れるように1本ずつ線を描き、鼻筋から離れるにつれて少しずつ毛の角度を水平にします。まぶたの内側に沿って、陰影を描き込みます。
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