これで完璧!プロ級に「人の顔」をうまく描く凄技 世界で話題「キスラー式」なら「鼻、口、目」も簡単

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「口」は誰でも簡単に描くことのできるモチーフです。丸みのある物体のふくらみや形を表現する「平行曲線」を描く練習にもなります。

【口の描き方①】口の「設計図」を描く

口を構成する「基本図形」を見つけるのには、かなり苦労しました。

結局、いちばん簡単な設計図は、「2等分したひし形(左右上下に等分されたひし形)」だと気づきました。

唇の上下に描き込んだ円のように、形や輪郭を決めやすくするときにも基本図形は使われる(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)

唇の上下のふっくらした部分には「円」を描き込み、唇の形や輪郭を決めやすくします。「上にカーブした半円」は、上下の唇の隙間になります。

この設計図には、歯の基本図形が描かれていませんが、先に設計図を整えます。細かいパーツはあとで描き込むのが、簡単に絵を描くコツです。

【口の描き方②】唇を「ふっくら」に見せるコツ

上下の唇を描くときは、「平行曲線」をうまく描けるかどうかがポイントになります。

「平行曲線」は、物体の形に沿うよう描き込まれた曲線で、管状のものをリアルに描きたいときにぴったりの技法です。また、絵に立体感を与えてくれます。

設計図の中に、「円すい形」が見えるでしょうか。

「平行曲線」がうまく描けると唇のふっくら感がよりリアルになる(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)

この部分に「平行曲線」を描き込めば、唇のふっくらとした形を表現できます。「平行曲線」は「奥行き」を出す効果もあるので、覚えておくと便利です。

口の輪郭に丸みをもたせると、さらにふっくらと立体的になります。

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