世界で50万部突破の超話題のベストセラー『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』がついに日本でも翻訳出版され、発売たちまち大増刷するなど話題を呼んでいる。
著者は「世界で最も有名な絵画講師のひとり」マーク・キスラー氏。大人気番組『マーク・キスラーのイマジネーション・ステーション』の司会を長年務め、アメリカで最も権威ある文化賞のひとつ「エミー賞」も受賞している。
本作に先駆けて翻訳された『誰でも30分で絵が描けるようになる本』も日本で5万部のベストセラーになっているが、何百万人もの「絵の描き方」を劇的に変え、みるみる上達させてきた「キスラー式メソッド」とは、いったいどんなものか。
『誰でも30分で絵が描けるようになる本』および『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』の内容を再編集しながら、多くの人が上手に描けるようになりたい「『人の顔』を細部までプロ級にうまく描ける驚きの凄技」を解説する。
「キスラー式」なら「人の顔」も簡単に描ける
私は毎年、数万人の大人や子どもたちに向けて絵画教室やワークショップを開いて絵の描き方を教えています。
たくさんの人に絵の描き方を教えるなかで、よく耳にするのが「どこから描きはじめたらいいのか見当がつかない」という声です。
なかでも「人の顔」を描くときは複雑に考えてしまう人が多いようです。
でも、そんな人でも、キスラー式メソッドなら「人の顔」もうまく描くことができるようになります。
前回は、「『人の顔』が突然上手に描ける!巨匠も学んだ凄技」として、偉大な画家たちの作品を模写して学ぶ方法を紹介しました。
今回の記事では、「目」「鼻」「口」それぞれのパーツごとの描き方のポイントに踏み込んで、解説していきます。
それぞれのパーツの輪郭のとらえ方、きれいな線の引き方など、スピーディーに描くために私が考案した「コツ」をつかめば、ぐんと描きやすくなるはずです。
まずは私の描き方を試していただき、慣れてきたら自分好みにアレンジし、好きな顔を描き上げてみてくださいね。
では、私が考案したキスラー式「顔のパーツを描くコツ」を紹介します。
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