「実は将来子どもをつくるために、精子凍結をやっておこうかと本気で考えているんです」
そう打ち明けるのは、都内の大学で准教授として教鞭を執る健二さん(41歳、仮名)だ。健二さんは28歳のときに大学の同級生と結婚したが、1年ほどで離婚。家の購入をめぐり、金銭感覚が合わなかったことが原因だった。
離婚後、30代に入ると将来への漠然とした不安を感じ、マッチングアプリで婚活を続けている。
独りで逝くのが怖い
「自分は結婚して家を買って、子どもを育ててというメインストリームから完全に外れてしまったという不安があるんです」(健二さん)子どもを望む理由は、「死ぬときに子どもがいないと看取ってもらえず、独りで逝くのが怖い」という恐怖もある。
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