さらに前回も書いたが、これを実行するには、何の才能も、元手も、地位も、ナーンモいらないのだ。いつでも誰でも胸一つで実行可能。だからこそ会社を辞めてただの一匹の人間となった私が飛びついたのであり、そして実際、今の私を支えているのはどう考えても間違いなくこの新しい人生の目標だ。
だって今はなんとか世の中から相手にしていただき食いつないでいるものの、これからどんどん歳をとってどんどん必要とされなくなるに違いなく、そうなれば独身フリーランスの身などまさに吹けば飛んでいく。
つまりは私なんぞいてもいなくてもいい存在なのだということを近い将来、完膚なきまでに思い知らされる日が来ることはちゃんと覚悟しておかねばならない。
でも……私、大丈夫ですから!
だって私、どんな状況になろうが、すなわち人間様からまったく相手にされなくたって、私にはちゃんとやるべきことがある。少ないものを大切に使い、この偉大なる自然様の負荷をできるだけ少なくするように心がけて生き続けている限り、私は大自然から褒められている(はず)と感じることができる。
私はこの大自然の味方であり、であればきっとこの大自然も私の味方になってくれる(はず)と思うことができる。そう自然が味方! そう思えば何を恐れることがあるでしょうか!
思えばニンゲンなど地球の生き物のごく一部のしかもよくよく考えてみればかなりロクデモナイ存在なのだ。そんなニンゲンの中で評価されるとかまったくちっちぇえことじゃねーか!
役に立たない存在? 上等だ! 私はただこの母なる地球の一員としてやるべきことをやるのみ……などと本当に心の底から思えるかどうかはまあその時になってみなければわからないけれど、でも今のところ、これ以上に強く確実な心の支えなどどこにも見当たらない。そのくらい「えーもんめっけました!!」と私は声を大にして言いたいのである。
……と、またつい興奮して前置きが長くなったが今回はその続きである。そうなんと、エコであることにはこの2大効能に加えまして、さらなる大きな効能があったのだ。
それは……。
効能その3 お金の不安からの脱出
そう、不安な時代を生きるわれらの不安の中でもトップを争う不安の王様といえば、それはもうコレでしょう。お金の不安。
何しろ「人生100年時代」ですからね。人は生きている限りお金がかかる。となれば、幸せに長生きしようと思えばお金の心配はどうやったってついて回るわけです。つまりはいくらあったって足りない。しかも深刻さを増す一方の格差社会。
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