(第51回)【2011年度新卒採用戦線総括】研究室訪問、リクルーター制に多くの企業は断念

✎ 1〜 ✎ 49 ✎ 50 ✎ 51 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(第51回)【2011年度新卒採用戦線総括】研究室訪問、リクルーター制に多くの企業は断念

HRプロ株式会社
 理系学生の8割は研究室訪問した企業に対して志望の意思を抱き、文系、理系学生ともに5割以上の学生が就活に入って接触するリクルーターに大きな影響を受けていることを前回は明らかにした。

 大企業は「優秀な学生が少ない」と不満を言い、中堅企業は「来てくれるだろうか」と不安を口にし、中小企業は「就職ナビに出しても応募が少ない」といらだつが、学生への効果的なアプローチ法はあるのだ。ただそれを実行しているかどうかが問題。何もせず「待ちの採用」「Web採活」に終始しているのに、不満、不安を抱き、いらだっている企業が多いのではないか? 今回は努力する企業としない企業の「採活格差」についてデータを調べてみる。

●大企業ほど採用ホームページを重視する

図表1【採用で重視したメディア、ツール(企業規模:101~300名)】
図表2【採用で重視したメディア、ツール(企業規模:5001名以上)】
 まず、企業が採用で重視したメディアとツールについて確認してみよう。大企業と小企業ではかなり大きな違いがある。「就職ナビ」が重要なのは言うまでもないことだ。しかし小企業の方が重視する割合が高い。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事